お尻が痛い!梨状筋症候群
- koyokaedeseikotsu
- 2022年2月15日
- 読了時間: 2分
リモートワークなどで、
・座りっぱなし
・運動量が減る
という状況が続き、腰やお尻など下半身に違和感を持つ方が増えていませんか? 下半身に痺れの症状が出る疾患は腰椎ヘルニアなどいくつかありますが、 今回はヘルニアとも似た症状が出やすい梨状筋症候群について!
1.梨状筋症候群の基礎知識
梨状筋症候群とは、深層外旋六筋の一つでもある梨状筋の硬さにより 坐骨神経痛が生じる病態のことを言います。 メカニズムとしては、股関節が内旋することで梨状筋のテンションが高まり 坐骨神経が圧迫されて、痺れや痛みが生じると言われています。 また股関節が内旋していなくても梨状筋を使いすぎ、 もしくは使わなさすぎで硬くなっていると神経を圧迫してしまいます。 臀部から下肢後面にかけて痺れや痛みが出るため、腰椎ヘルニアの症状と似ていて 筋力低下や感覚麻痺などがないか鑑別をする必要があります。 梨状筋症候群の場合、梨状筋の硬さが痺れの原因ですが 梨状筋が硬くなる要因として、
股関節や骨盤の可動性の低下や姿勢不良などが挙げられます。 2.改善方法
硬くなっている梨状筋を緩める必要があります。
それには、梨状筋のストレッチや筋膜のリリースなどが効果的です。
しかし一番重要なことは梨状筋を緩めるだけでなく、
硬くならないよう予防していくことです。
<予防エクササイズ紹介>
●フロッグキックエクササイズ
仰向けに寝転がり、足を伸ばした状態で、まずは右脚から平泳ぎの足の動きをイメージしていただき、踵を浮かさずに膝を曲げていき、膝を立てたくらいの所まで曲げたら外側に開きます、そして開ける位置まで開いたら、今度は伸ばして元の状態に戻ります。
この動きを左右各10回ずつくらいやってあげてみてください。
あとは仰向けでのストレッチですが、足を組んで自分の方に抱え込むシンプルな動きで、
しっかり伸ばせますので、やり方が分からないという方は、ぜひ一度施術を受けてみてください♪
高陽かえで整骨院
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